楽天発!話題のロボアドバイザー「楽ラップ」

依然として続く低金利。普通に貯金しているだけでは、お金が増えることはほぼありません。今や、資産を増やすには積極的な運用が必須の時代です。ただ、一口に資産運用といっても、始めはなかなか難しく感じてしまいますよね。資産の規模、とれる労力や時間、投資スタイル…検討事項がたくさんあり、自分に合うものを探すだけでも一苦労です。

初心者におすすめ、「楽ラップ」ロボアドバイザー

そんな投資初心者の方におすすめなのが、「ロボアドバイザー」。例えば、楽天証券の「楽ラップ」等があります。「楽ラップ」は、楽天証券で利用できるロボアドバイザー。資産運用を自動化出来るサービスです。

ロボアドバイザーには通常「投資アドバイス型」と「投資一任型」がありますが、「楽ラップ」は投資一任型。投資一任型とは、運用アドバイスにとどまらず、実際の資産運用まで任せられるタイプです。

便利な運用コース診断

「運用コース診断」では、「年代・性別・投資の経験・リスク許容度」を設定し、質問に回答すると、自分に合った投資スタイルを提案してもらえます。質問内容は投資に関する事項だけではなく、特定の状況下での対応の仕方等、性格診断的なものも含まれます。質問は全部で16個。全て回答すると、おすすめのコースおよびポートフォリオの割合が表示されます。

楽ラップの特徴

ロバアドバイザーには楽ラップ以外にも様々なものがありあますが、各サービスを比較する際は手数料や最低投資金額、独自機能などに着目しましょう。

まず、楽ラップは、最低投資金額は10万円から。手数料として、①ラップサービスの運営・管理費用、そして②ファンド費用が必要です。

①ラップサービスの運営・管理費用

固定報酬型で年率最大0.715%、成功報酬型で「0.605%+運用益の5.5%」。これは取り扱い資産から自動で引き落とされることになります。

②ファンド費用

こちらは最大で年率0.248%。この手数料は、買い付けたインデックスファンドから間接的に控除されます。固定報酬型を選んだ場合、手数料は0.715%+0.248%で、年率最大0.963%となります。

上記に加え、楽ラップには「TVT機能」という独自機能があります。これは下落ショック軽減機能というものです。株式市場の値動きが激しくなった場合、一時的に株式への投資比率を下げ、債権の割合を増やしてから、徐々に元の資産配分に戻すことで、資産価格の大きな変動を防ぐというものです。